現代日本の新しい声楽作品を出版する「コレクションVOX NOVA(ヴォックス・ノヴァ=新しい声)」の第1弾です。
メゾソプラノの歌詞は、17世紀ポルトガルの修道女マリアンナがフランス人侯爵との許されざる恋に身を割かれる哀切と諦念を綴った手紙に基づき、作家の林望が日本語で作詩したもの。メゾソプラノが歌い上げる修道女の暗い情念がチャペルの鐘の響きとともに表現されています。
2002年9月19日、東京芸術大学奏楽堂にて、山下牧子(メゾソプラノ)、藤本隆文(パーカッション)により初演。演奏所要時間:約17分。
デジタル版 糀場富美子:ぽるとがるぶみ メゾソプラノと打楽器のために
JPY: 1,440 yen
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